院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
夏の疲れを回復する食べ物
暑い日が続くと食欲もわかず、食べることにも無頓着になりがちです…
しかし、水分ばかり摂っていては、消化機能が落ちてしまう上、栄養不足で夏バテに陥ってしまいます。
この時期の夏の暑さに疲れた体には、色の濃い「緑黄色野菜」が味方になってくれます。
実は、この緑黄色野菜には明確な定義があり、厚生労働省では「原則として可食部100g中に600μg以上のβ-カロテンが含まれている野菜のこと」と定めています。
具体的には、かぼちゃやアスパラガス、トマト、オクラ、小松菜、ほうれん草、しそ、春菊、チンゲンサイ、にんじん、パセリ、ブロッコリー、ピーマン、レタス、大根の葉などです。
緑黄色野菜には、ビタミンやβカロテン、葉酸、ミネラルなど、健康を保つために必要な多くの栄養素が含まれています。
そんな緑黄色野菜の中でも、旬の野菜の代表格であり、特に夏の疲れから回復するための多くの栄養素が含まれているのが「トマト」です。
トマトには、疲労回復を促し体が元気を取り戻すもとになるクエン酸、体内の水分を排出して体温の調節をするカリウムも多く含まれています。
美肌効果を持ち、夏の紫外線によりダメージを受けた肌を修復するビタミンCも豊富です。
そのほか、汗で排出されやすいミネラルや、各種ビタミン群もバランスよく含まれています。
トマトは、夏バテに関する以外の部分でも、生活習慣病やがんのリスクを低減させる、抗酸化作用を持つリコピンやβカロテンも多く含まれていることで知られています。
日々の健康を意識する上でも、トマトは積極的に食卓に並べたい食材です。
トマトは生食ではもちろんのこと、加熱調理にも適していますので、さまざまな調理法で旬の味覚が楽しめます。
また、トマトに含まれるリコピンは、生食よりも加工品からの方がより吸収力が高まります。
ジュースやケチャップ、ホールトマトなどの加工品も上手に利用すると良いでしょう。
◆ トマトを使ったおすすめレシピ
ゴロゴロ野菜とミックスビーンズのミネストローネ(引用元:Nadiaさん)