院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

秋なのに?食中毒にご注意を!
食中毒というと、気温が高く湿度も高い夏場に多く発生すると思われがちです。
しかし、1年で食中毒の発生が多いのは秋、9月から10月にかけてなのです。
その原因としては、夏バテで体力が落ち、免疫力が低下しているところに、季節の変わり目で体調を崩しやすいことがあげられます。
また、秋の行楽シーズンで、バーベキューやピクニック、運動会や秋祭りの縁日など、野外で食事をする機会が増えることも原因のひとつです。
食中毒の原因として多いのは、細菌やウイルスがあげられます。
腸管出血性大腸菌、カンピロバクターなどの原因菌が有名ですが、食肉を生で、あるい中途半端な加熱で食べることで発生しやすくなります。
食中毒を防ぐためには、菌をつけない、菌を増やさない、菌をやっつけるという3つが大原則です。
◆菌をつけない
色々なものに触れる手には、様々な雑菌が付着しています。
調理の前、食事の前、そして食後残った食品を扱う時には、手洗いを徹底しましょう。
また、調理で使用するまな板は、十分に洗浄し、表は野菜用、裏は肉や魚用など、使い分ける工夫も大切です。
残してしまった生肉の保管にも注意して、冷蔵庫の中で菌が移らないようラップをするか、密閉容器で保管しましょう。
◆菌を増やさない
多くの細菌は、高温多湿の環境で、増殖を活発化させます。
反対に、10℃以下では増殖が鈍くなり、マイナス15℃以下になると増殖は停止します。
食べ物に付着した菌を増やさないためには、冷蔵庫や冷凍庫でしっかり保存することが大切です。
◆菌をやっつける
細菌やウイルスのほとんどは、加熱により死滅します。
肉や魚はもちろんのこと、野菜も加熱して食べれば安全です。
気をつけたいのが肉料理です。
中心部まで加熱してあることが大切で、75℃以上で1分以上加熱することを目安にしましょう。
調理した器具は洗浄後、熱湯をかけて殺菌すると安心です。
食中毒というと、細菌やウイルスによるものをイメージしますが、秋に気をつけたいのが自然毒の食中毒です。
きのこやフグなどによる食中毒も多い時期ですので、ご注意ください。