院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
ストレスは歯にもマイナス!
身体と心のさまざまな病気や症状がストレスの影響を受けています。
それは歯の病気や症状にも言えることで、顎関節症、歯周病、口臭など、歯や口のさまざまなトラブルにも、ストレスはマイナスの影響を与えています。
特に、ストレスによる顎関節症への影響は見逃せません。
顎関節症とは、口が開けづらい、食事の時にアゴが痛むなどの症状があらわれますが、精神的なストレスによる就寝中の歯の食いしばりや歯ぎしりが大きな原因となっています。
歯ぎしりをしやすい人の特徴として、
・ストレスをためこみやすい
・眠りが浅い
・多忙で時間に追われている
・飲酒、喫煙、カフェインの摂取
が挙げられます。
歯ぎしりをすると歯にとても大きな力がかかるため、歯がすり減ったり欠けたりすることもあります。
また、歯ぎしりが顎関節症だけでなく、肩こりや頭痛などの症状を引き起こすこともあります。
一方で、パソコン作業やモニター注視時間が多くなると、アゴや首の筋肉・目に身体的なストレスもかかりますが、猫背の姿勢や目の疲れなども歯ぎしりの原因になることがあります。
就寝前の時間はスマホを控えて、好きなことをしてリラックスするなど、眠りの質を高めることも、歯ぎしりを予防するための対策として有効です。
ストレスをためこまない生活習慣を心がけ、就寝中の歯ぎしりを予防していきましょう!