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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

ヒートショックにご注意を!

冬になると、たびたび『ヒートショック』という言葉を聞きますね。

この『ヒートショック』について、なんとなくはわかるけど、ハッキリと説明できる方は意外に少ないのではないでしょうか。

今回は、寒い冬場に気をつけたい『ヒートショック』についてお話します。

◆ ヒートショックとは?

ヒートショックとは、暖かい部屋と寒い部屋との気温差で血圧が上下し、心筋梗塞や脳卒中などの心臓や血管の疾患が起こる健康リスクのことです。

家の中であれば、例えば「脱衣所とお風呂場」「寝室と廊下」「リビングとトイレ」など、温度差が激しくなる場所でヒートショックが起こりやすくなります。

寒くなる11月から2月にかけては、特にヒートショックが起こりやすい時期になります。

◆ ヒートショックが起こりやすい人

では、ヒートショックはどのような人に起こりやすいのでしょうか?

次の項目に当てはまる方は、特に注意が必要です。

・65歳以上の人
・高血圧、糖尿病、動脈硬化の疾患がある人
・一番風呂や、熱い風呂が好きな人
・肥満気味の人
・飲酒後にお風呂に入ることがある人

◆ 予防のポイント

ヒートショックを予防するには、血圧がなるべく上下しないようにすることが大切です。

特にヒートショックが起こりやすいのが入浴時

入浴時の予防のポイントをあげておきます。

・脱衣所と浴室を温めておく

暖房器具をおいたり、風呂の蓋をあけておくなどの工夫をしましょう。

・お風呂の温度は低めに設定

42℃以上は心臓に負担がかかるので、38℃から40℃位の設定をおすすめします。

・お風呂を出るときはゆっくり

お湯に浸かっているときは、血圧が低下している状態です。その状態で急に立ち上がると脳まで血がまわらず、めまいや失神をおこしてしまうことがあります。お風呂から出るときは、ゆっくりと立ち上がりましょう。

◆ 誰にでも起こること

今回は、寒い冬場に多いヒートショックについてお話してきました。予防のポイントは今日から実行できるものばかりですので、ぜひ今日からやってみてください。

また、ヒートショックは年齢に関係なく誰にでも起こりうることです。お風呂に入るときは家族にひと声かけるなど、ご家族皆さんで協力して気をつけていきましょう!

 

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