院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
唾液成分でアンチエイジング!
唾液の成分には、
・食べ物の消化を助ける働き
・むし歯を予防する働き
・お口の中を中性に保つ働き
などがあることが知られています。
これらの働きに加えて、唾液には若さを保つ「アンチエイジング」の働きがある、と言われています。

唾液には、上皮成長因子と神経成長因子が含まれています。
上皮成長因子には、皮膚が傷ついたときに傷あとを修復する働き、皮膚を活性化させる細胞の代謝を活発にする働きがあります。
また、神経成長因子には、神経細胞を活性化し、脳神経の機能を回復する働きがあります。

つまり、唾液には、皮膚や脳の老化を抑えて若返りを促す「アンチエイジング」の働きがあるといえます。
また、老化防止ホルモンの「バロチン」も唾液に多く含まれている成長ホルモンの一種です。
バロチンには、筋肉、骨、歯、内臓などの生育・発育を盛んにして、若さを保つ働きがあります。
唾液は通常、1日1~1.5リットル分泌されます。
唾液の分泌を促すには、噛む回数を増やすことが効果的です。
毎回の食事で、ひと口20~30回よく噛んで食べることで唾液の分泌は促進されます。ガムを噛むことも効果的です。

また、口呼吸は口が乾燥しやすくなりますので、鼻呼吸を心がけることでも、唾液の分泌は促されます。
日ごろの生活習慣をちょっと見直すだけで、唾液が持つさまざまな効果を得ることができます。
「よく噛むこと」「鼻呼吸を心がけること」など、すぐにできることから取り組んでみてください。