院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

むし歯予防は乳歯のときから!
子どもは、3歳くらいになると上下合わせて20本の乳歯が生えそろいます。
そして、5~6歳から12歳くらいまでの間にかけて、順次、永久歯へと生え変わっていきます。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質や象牙質が薄く、むし歯になりやすい性質があることが分かっています。
また、乳歯は永久歯よりもむし歯の進行が早く、痛みが出にくいため、気づいたときにはむし歯がかなり進行していることもあるので、注意が必要です。
ほとんどの永久歯は乳歯と同じ場所から生えてくるため、乳歯がむし歯になると、永久歯のもとになる組織(歯胚)が傷つき、歯が変色してしまうこともあります。
もし、むし歯になった乳歯を「いずれは乳歯が抜けて永久歯に生え変わるのだから…」と、治療せずに乳歯を抜いてしまったら、どうなるのと思いますか?
実は、永久歯が生えてくる準備が整った段階で、乳歯は自然に抜けていきます。
その準備が整っていない状態で乳歯を抜いてしまうと、永久歯の歯並びに大きな影響を与えることになってしまいます。
わずか数年でその役目を終える乳歯と、長い人生のほとんどをともに過ごす永久歯。この両者は全く無関係なものではありませんし、むしろ影響を与え合うものです。
健康な歯で一生を送るためにも、乳歯の段階から歯のケアを心がけたいものです。