院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

予防のために『健康診断』を受けよう!
年度替わりの4月には行事もたくさん行われますが、そのひとつには『健康診断』があります。
学校では「学校健診」が行われますし、お勤めの企業や自治体での「健康診断」を年に1度は受診されていると思います。
この「健康診断」は、生活習慣病などの病気を早期に発見するという目的もありますが、もうひとつ「病気を予防するため」という目的もあります。
健康診断を通じて自分の身体の状態を把握し、病気を未然に防ぐために健康診断の結果を活用するということも健康診断の上手な利用法です。
◆ 健康でいるために健康診断を活用するには?
高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、そのほとんどが初期の自覚症状がありません。
そのため、自分でも知らないうちに脳や心臓、血管などがダメージを受け、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの病気を引き起こす可能性があります。
ただ、健康診断の結果と示されるデータから、生活習慣病の予兆は分かります。
だからこそ、健康診断を受けたときに大切なのは、健康診断の結果を上手に活用することなのです。
具体的には、結果の報告書に書かれたデータやその内容を理解し、早期に対処することです。
どのようなデータに注目したら良いのか、生活習慣病の疑いがある主な指標について解説します。
・血圧が高い
1回の測定で高くても病気とは限りませんが、内科を受診し、再度血圧を測って診断を受けます。
高血圧症であれば、原因や合併症がないかを確認して、状態に応じた治療を行います。
・空腹時血糖やヘモグロビンA1cが高い
どちから一方のみを調べた場合は、再検査をすることになります。
両方が高くて糖尿病があると分かった人や予備軍と言われた人は、内科を受診し、生活習慣病の改善や治療の進め方を相談します。
・コレステロールや中性脂肪の異常値がある
脂質代謝異常は動脈硬化の危険因子で、危険因子がいくつも重なるほど心筋梗塞などの病気を起こすリスクが高くなります。
内科を受診して、その他の危険因子もチェックしてもらい、治療を検討します。
・メタボリックシンドロームと判定された
運動習慣をつけ、食生活を改善して、内臓脂肪を減らしていきます。一般的に、内臓脂肪が減ると、高血糖や高血圧、脂質異常なども改善します。
保健師や管理栄養士など、専門の医療スタッフによる特定保健指導も活用すると良いでしょう。
健康診断の結果から、病気を未然に防ぐためのヒントがたくさん見つけられます。健康な生活のために、健康診断を活用しましょう!