院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

口臭とだ液の関係
多くの日本人が気にしていると言われる「口臭」について。
今回は身近なセルフケアとして、『だ液』の効果を解説したいと思います。
意外に思うかも知れませんが、口臭とだ液の分泌量は大いに関係があります。
『生理的口臭』で解説しましたが、起床時や緊張、空腹などに起こる口臭はごく自然な生理現象で、その原因となるのは『だ液の減少』です。
だ液の分泌量が少ないと、お口の中に細菌が増殖して不潔な状態になり、口臭が発生します。
ですから、口臭の予防・対策には『だ液の分泌』がとても重要なことなのです。
そこで、だ液の分泌を促す方法を紹介します。
◆ リラックスして、水を飲む
自律神経の働きで、緊張するとだ液の分泌が減り、リラックスするとだ液の分泌が増えます。
緊張して口が乾いた経験は誰にでもあると思いますが、そんな時には肩の力を抜いて深呼吸し、水を飲んでお口の乾きを潤してあげましょう。
◆ お口の中を刺激する
歯みがきやうがいは、お口の中の粘膜を刺激し、だ液の分泌を促してくれます。ガムを噛むこともだ液の分泌に有効な方法です。
お口の周りの筋肉が衰えるとだ液の分泌量が減りますので、よく噛んで食事をするということもとても大切な習慣のひとつです。
◆ だ液腺マッサージ
だ液の分泌を促すには、大きなだ液腺のある場所をマッサージするのが効果的です。
だ液の分泌を促すマッサージを紹介します。
1)耳下腺マッサージ
人さし指から小指までの4本をほおと耳たぶの間にあて、奥から前へ円を描くように回します。
2)顎下腺マッサージ
耳の下からアゴの先まで、アゴの内側を指先をつかって、何か所か押すようにします。
3)舌下腺マッサージ
両手の親指を揃え、アゴの真下から舌を突き上げるようにゆっくりと押し上げます。
1)~ 3)を3回程度繰り返しましょう。
だ液が出てきたことを実感できればOK!
ぜひお試しください。