院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
免疫力を高める食材で風邪予防!
本格的な冬を前にし、季節の変わり目となるこの時期は風邪をひきやすくなります。
そこで、日頃からの生活習慣・食事習慣を見直し、免疫力を高める習慣をつくることが大切になってきます。
今回は免疫力のお話と、お助け食材をご紹介していきます。
◆免疫力とは?
免疫力とは、体内に侵入するウイルスや病原菌などの異物から身を守り、体内で発生したがん細胞などにも対応する生体反応です。
インフルエンザのウイルスや病原菌などの体にとっての異物が体内に侵入すると、体の免疫システムが働き、侵入してきた異物から体を守ってくれます。
そのため、免疫力が低下すると、感染症やさまざまな病気にかかりやすくなったり、病気やけがが長引いたりします。
免疫力を高めるには、腸が大きく関係しています。
腸は、外から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所です。
そのため、腸の壁の内側には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しています。
つまり、腸内の細菌の働きを良くすることが、免疫細胞の活性化・免疫力を高めることに繋がるのです。
◆免疫力を高めるお助け食材
免疫力を高めるのに必要な栄養素は、タンパク質・ビタミン類・ミネラル類などがあります。
また、発酵食品・食物繊維・オリゴ糖なども積極的に摂りたい食品です。
・きのこ
きのこには、腸の働きを良くする食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれていますので、免疫力を高めるためにはおすすめの食品です。
また、きのこに含まれる食物繊維であるβグルカンという成分は、消化吸収されずにそのまま腸の免疫細胞に作用するので、免疫力を高める効果があると言われています。
・発酵食品
腸内にはたくさんの腸内細菌が生息しています。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が増えると腸の働きが良くなり、反対に悪玉菌が増えてしまうと腸内の環境が悪くなります。
納豆、みそ、しょうゆ、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が多く含まれており、腸内の善玉菌を増やす効果があります。
◆腸内環境を整えるレシピ!
免疫力と腸は深い関係があり、腸内環境をよくすることが免疫力を高めることに繋がります。
腸内環境をよくする食材を積極的に摂り、免疫力を高めることで、風邪に負けない身体をつくっていきましょう!
最後に、腸内環境を整えてくれる食材を使ったおすすめレシピを紹介したいと思います。
腸活もできる!「玉ねぎのみそそぼろ」(引用元:レタスクラブさん)