院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

11月8日は「いい歯の日」!”いい歯”って?
11月8日は「いい歯の日」です。
80歳で20本の歯を残す、8020運動の一環として設けられた日ですが、日本の現状では、20本残すのは程遠い一方で、北欧ではすべに実現している国もあります。
◆どんな歯が「いい歯」なのでしょう?
いい歯というと、むし歯のない歯、歯周病のない歯、噛み合わせのいい歯、歯並びのいい歯、白い歯などなど、色々な「いい歯」が思い浮かぶことでしょう。
すべて間違いではありません。しかし、日本口腔保健学会では、より大きな視点で「いい歯」とは何かを伝えています。
それは、クオリティ・オブ・ライフ(QQL)を高めてくれる歯、日々の生活を生き生きさせてくれる歯です。
具体的には噛めるサイクルが健全に保たれている歯となります。
しっかり噛めることが、消化を助け病気を防ぎ、美味しさを味わうことができ、バランスの良い栄養が摂れて、健康になる事で、またしっかりと噛めるというサイクルです。
◆いい歯を保つための予防歯科に注目!
8020運動を啓蒙している日本ですが、実際のところ、80代での残存本数の平均は、残念ながらわずか7本程度となります。 しかし一方で、歯科先進国のスウェーデンでは平均20本で、80歳20本をすでに達成しています。
この差は歯科での定期的なメンテナンスによるものだと考えられています。
日本において、40代以降で歯を失う一番の原因は歯周病です。
しかし、歯周病は難病ではなく、しっかりとケアしていれば、確実に防げるものなのです。
ただし、自身で行うセルフケアでは限界があり、必ずみがき残しが発生します。
これを歯科で定期的にチェックし、クリーニングしてもらうことで、歯を残すことができるようになります。
歯を失うことは、食事や発音などに影響するだけでなく、ゆくゆくは体全体の健康を損なうことにつながるということを肝に銘じておきましょう。
また、セルフケアでは不十分であることを念頭に置き、歯科での定期的なメンテナンスを積極的に行うことが大切です。