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5月に入り、新緑が気持ちの良い、いい季節になってきました。

さて、5月17日は「世界高血圧デー」です。

高血圧は健康によくないとなんとなく分かっていても、実際はよく分からない人も多いかもしれません。

そこで、今回は「高血圧」についてお話していきたいと思います。

◆ 高血圧はどんなリスクがあるの？

血圧とは、血液が流れる際に血管の内側にかかる圧力のことをいいます。その圧力が高いことを「高血圧」といいます。

高血圧は血管の壁に強い圧力がかかっているため、血管の壁はその圧力に対応して硬く変化していきます。それが「動脈硬化」です。

動脈硬化が起こることで日本人、3大死因のうちの2つ「心疾患」「脳血管疾患」にかかるリスクが高くなります。

◆ 高血圧の原因

高血圧の原因は、遺伝性のものと生活習慣によるものの2種類になりますが、日本人の高血圧の8～9割は

・ 野菜・果物の摂取不足
・ 塩分のとり過ぎ
・ 睡眠不足
・ 運動不足
・ ストレス

などの生活習慣が原因といわれています。

◆ 高血圧を予防するには？

高血圧の生活習慣の中でも、塩分のとり過ぎには特に注意が必要です。

日本の食生活では、漬物や味噌汁を食べる習慣があるのでどうしても塩分を多くとりがちになってしまうからです。

漬物をたくさん食べる人や味噌汁を1日2杯以上飲む人は、1回の量を減らしてみましょう。

ラーメンのスープは全部飲まない、ソースや醤油をかける時は、少ないかなと感じるくらいの量でやめておくなど、普段の食生活で塩分を意識することが大切です。

◆ 生活“習慣”病です！

高血圧は長年の生活習慣が原因で起こる病気です。

ストレスをため込まない程度に生活習慣を見直し、意識して生活してみましょう。

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