院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

歯とお口の健康管理の確認を!
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。
健康な歯とお口で過ごすために、「歯の病気の予防」は大切な習慣です。
その歯の予防のために欠かせない習慣が、適切なタイミングでの歯みがきです。
理想的な歯みがきのタイミングは、毎食後と就寝前。
むし歯のもとになる菌は、タンパク質や糖を分解して、歯を溶かす酸を作ります。
そのため、食後はなるべく早く歯をみがき、菌の栄養になる成分をこすり落とすほうが良いとされています。
歯みがきと歯間ブラシやデンタルフロスを併用するのも効果的です。
歯ブラシだけの場合、プラークの除去率は約50%と言われています。
しかしながら、デンタルフロスを併用すると、プラークの除去率は約90%に上昇します!
また、家庭でのセルフケアとともに、歯科医院でのプロケアを定期的に受けることも必要です。
歯科医院でのプロケアでは、歯とお口の健康状態をチェックしたうえで、お口の中にあるプラークを丁寧に除去します。
さらに、ご自身の歯とお口の健康状態に合った歯ブラシや効果的な歯のみがき方のアドバイスを受けることもできます。
ご自身に合う歯ブラシや歯磨き粉など、セルフケアに使う道具は歯とお口の健康状態によって変わってくるものなので、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な予防へとつながることが期待できます。
また、定期健診の間隔は、年齢やお口の状態によって異なるので、歯科医師や歯科衛生士と相談しながら決めると良いでしょう。
そのような意味からも、ご自身の歯とお口の健康状態を常に把握してくれている「かかりつけ歯科医」を持つことも、歯とお口の健康を守るうえで効果的な対策になります。