院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

年末年始は楽しいお酒を!
12月は1年の締めくくりの月。
忘年会、クリスマス、年越しやお正月など楽しいイベントがあり、これから新年にかけて、ついついお酒が進んでしまう時期ですね。
そこで、気をつけたいのが、お酒の飲みすぎによるトラブルです。今回は、飲酒に関わるリスクについて、紹介します。
◆ 急性アルコール中毒のリスク
一般的に、お酒を飲んでアルコールの血中濃度が0.05%になると「ほろ酔い」で楽しいお酒になるそうです。
これは、ビールの場合は中瓶1本、日本酒なら1合、ウィスキーならダブル1杯程度。
ただし、これは一般的なものであり、お酒が弱い人はコップ半分のビールでも悪酔いしてしまうので注意が必要です。
さて、このほろ酔い加減を超えて、血中濃度0.1%となると、まっすぐに歩けない酩酊期となります。
さらに飲んで、0.3%になると意識がはっきりとしない泥酔期となります。
さらに飲みすぎて血中濃度が0.4%になると意識がなくなる昏睡期となってしまい、ここまでくると呼吸麻痺などで死亡する場合もあります。
アルコールは胃や小腸で吸収され、肝臓で分解されます。
しかし、短時間で大量に飲酒すると、アルコールの分解が追いつかなくなり、血中のアルコール濃度が急激に高くなってしまいます。
これが急性アルコール中毒です。例年12月は飲酒に関係する救急搬送が増える時期ですから、お酒の飲みすぎに注意しましょう。
◆ 飲みすぎによる事故のリスク
お酒の飲みすぎは、また思わぬケガにもつながります。ときには、酩酊状態での転落・転倒事故などで、大怪我をすることも。
酔って駅のホームから落ち、電車が来なかったので命は助かりましたが、頭を強打して長期入院。後遺症で味覚がなくなってしまった人もいます。
大好きだったお酒も味気なく感じるようになってしまったとは、残念なことですよね…
◆ 病気のリスク
暴飲暴食が続くと、酩酊状態まで飲まなくても、急性膵炎を発症するリスクが高まります。
また、不摂生の積み重ねで、やがて糖尿病になるリスクも高まります。
◆ 飲酒時に注意したいこと
まずは自分の適量を知り、その範囲でお酒を楽しむことです。その日の体調にも留意して、飲む量を加減するようにしましょう。
短時間でたくさんのお酒を飲むのも、酔いが回ります。一気飲みは、絶対にしてはいけません。
また、お酒が飲めない方に無理強いするようなことも、絶対にしてはいけません。