院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

大人の歯ぎしり、子どもの歯ぎしり
寝ている間に歯をギシギシと擦りあわせてしまう「歯ぎしり」
これは大人にも子どもにも見られるものですが、子どもの場合はあごや骨の成長過程に起因することが多く、保育園や幼稚園の入学時、歯の生え変わる時期に起こりやすいと言われています。
そのため、生活環境が落ち着いてくるとともに自然に治ることが多いと言われています。
一方で、大人の歯ぎしりはほとんどの場合、原因は「ストレス」と言われています。
ほかにも、遺伝だったり、飲酒や喫煙、カフェインの摂取など嗜好品が原因となることもあるようです。
歯ぎしりは睡眠中に起こっているので、気がつかない人がほとんどですが、睡眠中でもとくに眠りの浅いときに起こります。
人は誰でも、浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返しています。
眠りの深いときに筋肉の動きは抑制され、眠りが浅くなるとその抑制が解けて頬の筋肉が動いて、歯ぎしりが起こると言われています。
歯ぎしりをすると、歯にはとても大きな力がかかるため、歯がすり減ったり欠けたり、場合によっては根っこから折れてしまうこともあります。
また、歯が揺れることから歯周病が悪化する可能性があることも指摘されていますし、あごが開きづらくなる顎関節症を引き起こすこともあると言われています。
もし歯ぎしりに心当たりがあれば、適度な運動などでストレスを解消したり、飲酒や喫煙を控えるなど、眠りを浅くする要因を取り除くようにしましょう。
心身共にリラックスする方法を見つけていくことが、歯ぎしりを改善する近道です。