院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

大人にフッ素は必要ないのでしょうか?
フッ素には、次のような効果があります。
1)歯質を強化する(エナメル質を強化する)
2)歯の再石灰化を促進する
3)むし歯菌の活動を抑制する
生えたての歯(生え変わったばかりの歯)のほうがフッ素を歯に取り込みやすいため、お子さんのむし歯予防によく活用されます。
だからと言って、大人の方には効果が無いというわけではありません。
大人の方で最もむし歯リスクが高いのは、『2次う蝕』(にじうしょく)と呼ばれるものです。
これは、治療済の歯が再びむし歯になることです。
むし歯の治療を簡単に表現すると、むし歯ができてしまった部分を削って取り除き、穴が開いた部分を詰め物や被せ物で埋めます。
ご自身の歯と詰め物・被せ物との接合部分には、どうしても小さなすき間ができるため、そこがむし歯になりやすいのです。
また、歯周病が進行してしまうと、歯ぐきが下がって歯が露出してしまい、そこもむし歯になりやすい部分です。
最近の研究データでは、これらのケースにもフッ素が有効であることが分かってきました。
大人の方もフッ素入り歯みがき粉などを活用したむし歯予防にも、積極的に取り組んでみましょう!