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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

食事とだ液

1日の中で、最も多くだ液が分泌されるのはどんな時だと思いますか?

実は、食事の時に最も多くのだ液が分泌されています。

では、食べる時に、だ液はいったいどのような働きをしているのでしょうか?

再石灰化

◆ 消化を助けます

だ液には、だ液アミラーゼという物質が含まれており、咀嚼(そしゃく)された食べ物のデンプンを分解し、体内に吸収しやすい状態を作ります。

◆ 味覚のしくみ

食べ物の味は、まずだ液中に溶け出し、それを舌の味蕾(みらい)が感知することによって初めて味の情報が脳へ伝わります。

だ液の分泌が少なくなってしまうと、食べているのに味が分からない状態になってしまいます。

◆ 飲み込み易くします

食べ物は、お口の中で咀嚼されながら、だ液と混ざり食べ物の表面が柔らかくなって、楽に飲み込めるようになります。

◆ だ液はだんだん減る!?

いつも口の中にあるだ液ですが、分泌量は加齢とともに減少してしまいます。なぜなら、年齢とともにだ液腺細胞が減少するからです。

他にも一部の抗うつ剤などの薬剤や、ストレス、更年期障害などで、だ液が減ることがあります。

だ液は消化の手助け、食べ物を飲み込み易くする、味を感じるなど、食事のためになくてはならない存在です!

だ液の分泌を活発にすることを心がけましょう!

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