10月10日は『目の愛護デー』ということをご存知ですか?
「10を横向きにして二つ並べたときに、眉と目の形に見える」ことから、この日に決められたそうです。
今では「目の健康を考える日」として、厚生労働省が主催する活動になっています。
皆さんも、この機会に「目の健康」について考えてみませんか?
具体的には、目の健康診断を受診することです。
目の病気は、歯とお口の病気と同じように、ご自身では具体的な症状を感じないままに病気が進行してしまうケースが少なくありません。
ですから「早めの健診」を心がけましょう!
特に40歳を過ぎた方は、緑内障のリスクが高まってきます。
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。
治療が遅れると、最悪のケースでは失明に至ることもあります。
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とは言っても、病気の進行は非常にゆっくりで、両方の目の症状が同時に進行することはまれなので、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。
これが緑内障の恐ろしさです。
実際に、40歳以上の方の16人に1人が緑内障の症状があると言われています。
40歳を過ぎた方は、ご自身では気になることが無いとしても、1年に1度は目の健診を受診なさってください!
以前、ある患者さんが「目が見えて、美味しいものを食べることができたら、これ以上幸せなことはないですよ」とおっしゃっていました。
本当にその通りだと思います。
人生をより豊かなものとするために、目の健康、歯とお口の健康に気をつけましょう!