院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
目の健康に気をつけていますか?
10月10日は「目の愛護デー」です。
健康診断を受けたり、食生活や運動に気をつけてみたり、身体全体のことには気をつけていても、目の健康について、普段から気を配っている方は少ないかもしれません。
目の健康のために、どのようなことについて気をつければ良いのでしょうか?
・不調を感じたら早めの受診を!
ぼやけて見えづらい、今までよりも光をまぶしく感じる、視界にいつも違和感がある、など目の不調を感じた場合にはすぐに眼科を受診しましょう。
網膜剥離など、放置してしまうと最悪の場合は失明してしまうこともある重大な病気もあります。
しかし、不調に気づいて早めに治療をすれば、深刻な症状まで至ることを避けることができますので、不調を感じたときには少しの違和感でも放置せず、早めに受診しましょう。
・不調を感じなくても健診を!
目の病気は初期の段階では自覚症状を感じにくいため、気づいたときには重症化しているケースも少なくありません。
特に失明リスクの高い緑内障は、日本人の16人に1人がかかる病気と言われています一方で、実際に緑内障の診断を受けて治療をしている人は20%程度と言われています。
また、目の病気の大きな原因は「加齢」と言われていますので、仮に自覚症状はないとしても40歳を過ぎたら年に1度は眼科での健診を受けるようにしましょう。
・目を休ませましょう!
パソコンを使ったり読書をしたりなど、目を使う作業を長時間するときには、1時間ごとに10分など、適度に休憩をいれましょう。
その際、瞬きをゆっくりするなどのストレッチをおこなうのもおすすめです。
・目によい栄養素をとりましょう!
バランスのよい食事をとるのは大前提ですが、目に必要な栄養素をとることも大切です。
アントシアニンを含むブルーベリーなどのベリー類や、ルテインを含むほうれん草などの緑黄色野菜、不飽和脂肪酸のDHAを含む青魚やまぐろなどがよいでしょう。
さて、いかがでしたか?
普段はなかなか目の健康について考える機会も少ないものですが、目の愛護デーは良い機会になると思います。
身体の健康や歯の健康と同じように、目の健康にも気を配ってみましょう!