院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

嚥下障害をご存知ですか?
私たちが、毎日の食事でものを食べる時に何気なく行っている「ものを飲み込む」という動作を「嚥下(えんげ)」といいます。
嚥下障害とは、
・ものを食べるとむせる
・形があるものを噛んで飲み込めない
・飲み込んでも食べ物が口の中に残る
などの症状をともないます。
その原因は、さまざまです。
・口やのどに生まれ持った病気がある
・脳梗塞などの脳血管疾患
・神経や筋疾患などの疾患
など、病気が原因となる場合もあれば、
・加齢による噛む力の衰え
・加齢による飲み込む力の衰え
など、加齢による筋力の衰えが原因となる場合もあります。
患者さんの年齢や症状によって治療の方法も変わりますが、家庭においては調理法や食べ物の形を工夫することをおすすめします。
焼いたものよりやわらかく煮たもののほうが摂取しやすく、舌で押しつぶしやすいでしょう。
水を飲むとむせてしまう場合は、スープなどの汁物にとろみをつけると良いでしょう。
日頃、私たちは食べ物を歯で噛み砕き、すりつぶした後に、飲み込んでいます。
ものを噛む、噛み砕くこと(咀嚼)は、嚥下障害を予防する上でも重要なポイントであることから、歯を丈夫に保つことや日頃から噛む動作を意識することを心がけたいものです。
もし何か気になることがあれば、ご相談ください。