院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

1日を元気にスタートするには?
張り切って4月を迎えた新入社員や新入生。
ようやく職場や学校にも慣れてホッとしたのも束の間、ゴールデンウィーク明けから、気分が落ち込み、何に対してもやる気が出なかったり、夜眠れず朝起きられなかったりする…。
これは「5月病」かもしれません。
◆ 5月病が起きる原因とは
4月に環境が変わった人に、5月に症状が現れることから「5月病」と呼ばれています。
でも、これは疾病名ではなく、もし医療機関で診断を受ければ、「適応障害」「軽度のうつ病」といった診断名がつく症状です。
発症の原因は様々ですが、一般的に、真面目で几帳面、凝り性で完璧主義、責任感が強く仕事熱心な人に起きやすいと言われています。
しかし、この時期の発症は、性格よりも、職場の異動や人間関係、引越し、入学や転校などの環境変化が、心理的なストレスとなって起きていると考えられます。
食生活から、5月病を改善させることはできないのでしょうか?
◆5月病に効く食材とは?
これを食べれば5月病が治るという、魔法の食べ物は残念ながらありません。
しかし、食生活が不規則になっては、不安定な精神状態がさらに悪化しますので、栄養バランスはとても大切です。
また、気分の落ち込みや不眠には、脳内物質であるセロトニンの不足が関係していることがわかっています。
セロトニンは神経伝達物質のことで、精神を安定させる作用があります。
セロトニンを分泌させる力のある栄養素といえば、アミノ酸、ビタミンB群、炭水化物です。
必須アミノ酸であるトリプトファンはセロトニンの材料となり、ビタミンB6はトリプトファンをセロトニンにするために役立ちます。
炭水化物は生成されたセロトニンを、脳内に取り込むために必要な栄養素です。
アミノ酸・ビタミンB群・炭水化物、この3つの栄養素をバランスよく摂取することで、セロトニンは正常に働きます。