院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

子どもの歯列矯正って?
最近の子どもたちは、やわらかいものを食べる機会が多いため、噛む力が弱くあごが細いという話を耳にしたことがあると思います。
あごが発達せず細いままでいると、乳歯よりひと回り大きな永久歯に生え変わる際に、狭い場所に何本もの永久歯が生えてくることになり、結果的に歯並びが悪くなります。
歯並びが悪いと歯みがきがしづらく、むし歯や歯周病になるリスクも高くなります。
実際に、学校歯科検診でも咀嚼機能(食べ物をかみ砕く力)に影響を及ぼしそうな歯並びの問題が、検査項目に含まれるようになりました。
そのような経緯からか、子どもの歯列矯正に関するご相談も数多く寄せられています。
子どもの歯列矯正をスタートするタイミングですが、永久歯が生えそろう前に始めたほうが良いでしょう。
治療の進め方は、個々の状態によって異なります。
一般的には、永久歯が正しく生えそろうようにあごを広げる装置を使用し、あごの環境が整い永久歯が生えそろったところで、ワイヤーやマウスピースのような矯正装置を使った治療が始まります。
子どもは成人と違ってあごも発育段階にあるため、成人の歯列矯正に比べてスムーズに治療が進行できるケースが多いものです。
ただし、むし歯がある場合は、先にむし歯治療を行ってから矯正治療に進みます。
矯正装置をつけている間は歯みがきがしづらくなりますので、むし歯にならないように丁寧に歯をみがく必要があります。
もし歯並びの不安があったり、歯列矯正を検討する場合には、まず歯科医院で相談なさると良いでしょう。
ちなみに、永久歯が生え始める前でも、歯並びのご相談は可能です。もし歯並びに不安があるようでしたら、乳歯が完全に生えそろう4歳ごろに、一度相談しておくと良いでしょう。
乳歯が生えそろう頃になると、ある程度の将来予想をつけることができますので、永久歯が生えてくる時期に向けた生活習慣の改善点なども分かります。
お子さんの歯並びに不安や疑問があれば、気軽にご相談ください!