院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
睡眠とふとんの関係
暑さも落ち着き、様々な活動がしやすくなる秋ですね。
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋など、いろいろな秋がありますが、10月10日の「ふとんの日」にちなんで、今月は睡眠、特にふとんについて少し考えてみませんか?
秋は眠る時間が長くなる
普段はあまり気にしていないかもしれませんが、季節によって睡眠時間は自然に変化し、夏が終わり秋の気配を感じるようになると少しずつ睡眠時間は長くなる傾向にあります。
これは、冬眠する動物は秋分から冬至にむけ睡眠時間が長くなり、徐々に動かなくなりますが、このような本能的なリズムが人間にも生まれつき備わっているためと言われています。
秋の夜長と言われ、夜更かししがちですが、自然のリズムに従い夏よりも少し睡眠時間を長くとるようにしてみましょう。
寝具の選び方
人間は本来ちゃんと眠ることができる動物です。疲れたら眠る、夜になったら眠る、睡眠は脳や身体の疲れをとるために人間にとっては欠かせません。
しかしながら、寒い・暑い・蒸れる・痛い・不自然などさまざまなストレスによって眠りは妨げられます。
寝具選びをするときは、その人にとってストレスの少ない寝具を選ばなければなりませんが、暑がり・寒がり、仰向き寝・横向き寝、性差、基礎代謝量の違いなど、個人によって異なりますから、当然個人別にストレスの種類も変わってきます。
そのため、上質な睡眠を得るためには、自分に合った寝具を選ぶことが必要です。
自分の体格や体質、寝る癖等自分に合わせた掛布団、敷布団、マットレス、枕などをバランス良く組み合わせて行きましょう。
とはいえ、体格や体質、寝るときの癖など一人ひとりで違ってくるため、自分で選ぶのは非常に難しく、できれば寝具のプロに相談して選ぶことをおすすめします。
おわりに
近年の日本の夏は35度以上の猛暑日になることも多く、夏を乗り超えてきた身体はかなり疲れています。その疲れを癒すためにも、快適な睡眠をとることが大切です。
寝具選びは、その第一歩になります。
「ふとんの日」を機会に、これまで寝具のことはあまり考えたことがなかった方も、より良い睡眠のために今お使いの寝具を見直してみてはいかがでしょうか?