院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

歯のみがき過ぎには要注意!
私たちは毎日、むし歯や歯周病を予防するために、食後や就寝前に歯みがきを行っています。
本来は予防のためでも、間違ったみがき方をしていると、逆に歯や歯ぐきを傷つけることになります。
たとえば、歯をみがく際に力を入れてゴシゴシみがいたほうが歯の汚れが落ちているように感じるかも知れません。
でも、残念ながら、そのみがき方では歯ぐきを傷つけてしまいます。
力を入れてみがいたり、かたい歯ブラシや毛先の開いた古い歯ブラシを使っていると、歯肉擦過傷(しにくさっかしょう)といって、歯ぐきの薄い部分にすり傷ができ、歯ぐきが下がって赤みを帯びてきます。
また、歯をみがくときに力の入れ過ぎで歯ぐきが下がることを歯肉退縮(しにくたいしゅく)といいます。
歯ぐきが下がると歯の根が露出し、そこに歯をみがくときの強い力や歯磨き剤に含まれる研磨剤の影響が加わると、歯の根が削れて、知覚過敏を引き起こす可能性もあります。
歯みがきの際、歯ブラシは鉛筆と同じ持ち方で持ち、力を入れずにみがくことを意識しましょう!
新品の歯ブラシがの毛先が2~3週間ぐらいで広がってしまうようなら、力が入り過ぎていると考えられます。
みがき残しが気になる時は、歯垢が赤く染まる“染め出し液”を使って、みがき残した部分を目で確認しながら、やさしくみがいてみましょう!