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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

動脈硬化の予防に最適な食材は?

外気と室内の温度差が激しい真冬の日本。気温差は血圧の上下に影響し、心臓に大きな負担をかけます。

特に、血管の内壁に血栓ができ、心臓に酸素が行かずに細胞が壊死する「動脈硬化」の悪化には要注意です。

冬は血管の収縮で血圧が上がりやすく、動脈硬化から脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険が高まります。

◆ 食生活で気をつけることは?

動脈硬化の予防には、必須アミノ酸「DHA」「EPA」の摂取が有効です。ただし、DHAとEPAは体内では作れず、食事で摂取する必要があります。

それぞれどのような栄養素なのか、一緒に確認していきましょう。

DHA (ドコサヘキサエン酸)

DHAは、人間の健康、思考力や記憶力の維持に役立つ必須脂肪酸で、魚の眼球の裏の脂肪に多く含まれます。

血圧を下げる効果、アレルギーや炎症の抑制効果、血流の改善、動脈硬化の予防効果などがあります。

不足すると、網膜機能や認知機能の低下につながる恐れがあります。

EPA (エイコサペンタエン酸)

EPAは、善玉コレステロールを残して悪玉コレステロールのみを減らす必須脂肪酸で、高血圧や血栓の予防効果、中性脂肪を下げる効果があります。

不足すると、心臓や血管への悪影響、皮膚炎などの疾患につながる恐れがあります。

◆ 栄養満点!旬のサバを食べよう!

サバは日本人に愛されて来た大衆魚で、秋から2月頃が旬の魚です。塩焼き、味噌煮、フライなど、多彩な調理法で楽しめます。

今回ご紹介した「DHA」「EPA」が豊富に含まれているのはもちろん、それ以外にも、体中に酸素を運ぶ赤血球を作る「鉄分」、骨や歯を丈夫にする「ビタミンD」も多く含まれます。

また、生のサバを調理するだけでなく、缶詰(サバ缶)・冷凍サバを使っても、たんぱく質やミネラル、ビタミンの量があまり変わりません。

缶詰は骨も食べられるように調理されているため、カルシウムを多く摂取できます。ただし、加工の際に加塩していることに注意しましょう。

今回は、サバ缶を使って手軽に作れる一品を紹介したいと思います。

◆ おすすめのサバ缶レシピ

さば缶とキャベツのめんつゆマヨ蒸し(引用元:味の素さん)

大根とさば缶の煮物(引用元:クックパッドさん)

さばみそとねぎのマヨ焼き(引用元:キューピーさん)

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