院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
3月9日は「脈の日」
皆さんは、脈拍を測ることはありますか?
脈拍を測ることで自分の健康状態を知ることに役立ちますし、事故や病気などの状態を知るために脈を測ることがあるのは、皆さんもよくご存知だと思います。
しかしながら、「脈とは何か?」と聞かれると、正確に答えられる方が少ないのではないでしょうか。
3月9日は「脈の日」です。3(みゃ)9(く)という語呂合わせから、日本脳卒中協会と日本不整脈心電学会によって制定されました。
今回は、意外と知らない『脈』についてお話しします。
◆ そもそも『脈』とは?
『脈』とは、心臓が血液を全身に送り出す際に動脈に生じる「拍動」(ドクドクという鼓動)のことです。

脈は、手首や首、足の甲などで測定することができます。
安静時、健康な成人は1分間に約60~100回程度で、規則正しいリズムを「整脈(せいみゃく)」と言います。
それとは逆に、1分間に100回以上や50回以下など早すぎたり遅すぎたりするものが「不整脈(ふせいみゃく)」になります。
◆ 不整脈は危険?
不整脈(心房細動)は動悸や息切れ、めまいなどの症状がでる場合がありますが、全く症状がでないまま進行することもあります。
症状がない場合、ある日突然、脳梗塞や心不全を招く恐れがありますが、日々のセルフチェックで見つけることができます。つまり、家庭での脈拍測定が非常に大切だということです。

ここで、家庭で簡単にできる脈拍測定のコツをお伝えしましょう。
◆ 脈拍測定のコツ
測定は朝と夜の2回、朝は起きてから1時間以内の朝食前、夜は寝る前に行いましょう。
<測定方法>
STEP1:座った状態でリラックスし、人差し指、中指、薬指の3本を手首にあてる
STEP2:親指の付け根あたりの骨の内側で脈を感じるところを見つける
STEP3:脈を感じたらそのまま15秒数え、リズムや速さを確認する(15秒の速さを4倍にしたものが1分間の速さになる)
1分間で60~100回であるか、リズムは早くなったり遅くなったりせず一定であるか、チェックしましょう。
脳梗塞や心臓病などを防ぐカギは、日々の「血圧測定」と「脈チェック」です。特に心房細動(不整脈)は、自分で脈を触るだけで見つけられることもあります。

大切な体を守るために、ご家庭でのチェックを習慣にしてみませんか?