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院長社本の健康コラム


歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

スマホ顎関節症は子どもたちにも!

・食べ物をかんだり、長電話をしているとアゴが疲れる
・口を開閉するときに痛みを感じる
・口を大きく開けて食べることができない

これらは、顎関節症につながる症状です。

20代~30代に多かった顎関節症ですが、最近は小学生から中学生、高校生の子どもたちにも増えています。

その原因は、いくつか考えられます。

まずは、噛みごたえのある食べ物をとらなくなったことで咀嚼回数が減り、アゴの骨や筋肉の発達が鈍くなっていることです。

また、受験勉強や習い事によるストレスを原因とする食いしばりや歯ぎしりも、顎関節症の要因のひとつになります。

ただ、最近の子どもたちに顎関節症が増えている要因として問題視されているのが、スマートフォンやタブレットです。

長時間のスマホ利用やタブレット学習により猫背のまま長時間過ごして、無意識に上下の歯が接触している時間が増えた状態が続くことも歯やアゴへの負担になっています。

また、コロナ禍に長期間のマスク生活が続き、口の周りの関節や筋肉への圧迫による噛みしめ癖も原因となっています。

お子さんがアゴの痛みや口を開けづらいなどの意思表示をしたときには、かかりつけ歯科医にご相談ください。

そして、日々の生活の中にも改善、予防できるポイントはあります。

たとえば、睡眠時間を確保してストレスを和らげることは、身近な改善方法のひとつです。

あるいは、なるべく長時間同じ姿勢を取らないようにして、肩の上げ下ろしなど簡単なストレッチで身体をほぐすといった簡単な動作でも、改善・予防につながります。

現代ならではのトラブルと言えますが、お子さんの健やかな成長のために、気をつけてあげてください。

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