院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
お口のケア用品いろいろ(1)
自分に合ったケア用品を使い分けることも 効果的なブラッシングの大切なポイントです。 |
歯ブラシのあとに、デンタルフロスや歯間ブラシで仕上げをすれば、歯ブラシが届きにくい場所までお手入れできます。 |
●歯ブラシの上手な選び方 ヘッド部分は、小回りのきく小さめのものがおすすめ。毛の硬さは、歯肉が健康なら「ふつう」のもの、材質は通気性に優れたナイロン毛が良いでしょう。 毛先が開き始めたら、取り替え時期のサイン。一ヶ月たたないうちに開いてしまう方は、力の入れすぎに注意です。また、汚れた歯ブラシは細菌が繁殖しやすいもの。使用後はきれいに洗い、風通しの良い場所で乾燥させましょう。 |
●デンタルフロスと歯間ブラシの使い方 糸状で、歯と歯の間に滑り込ませるようにして使うのがデンタルフロス。歯間ブラシは、針金にやわらかい毛が放射線状に付いていて、歯と歯肉のすき間に使用します。2つの違いは、きれいにする場所。デンタルフロスは歯と歯の間、歯間ブラシは歯と歯肉の間の歯垢(プラーク)を取り除きます。歯間ブラシは歯肉に接触させて使うため、歯周病予防にも効果的。2つとも、無理な力をかけすぎて歯肉を傷つけないよう、鏡を見ながら使用しましょう。 |
歯や歯肉の状態によって、ケア方法は異なります。 あなたのお口に合ったケア用品の選び方は 専門医にご相談ください。 |