院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

知っていますか?「健康ハートの日」
8月10日は、810(ハート)と読めることから、この日を「健康ハートの日」とすることを1985年に日本心臓財団が提唱しました。
これまでの「心臓病・脳卒中=病気」の予防というイメージから、「健康ハート」をつくるという明るいプラスのイメージで、この日を中心に新しい国民運動を展開しようと始めたものです。
この「健康ハートの日」にちなんで、心臓を大切にする習慣と8月が旬の食材をご紹介します。
◆ 心臓病予防には、生活習慣病の見直しを!
心臓の病気は、加齢だけでなく、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙といった生活習慣に起因するケースが多いため、年齢に関わらず注意が必要です。
これらのリスク因子を減らすには、日々の生活習慣を見直すことが重要です。
◆ 健康ハート10ヵ条
1:血圧とコレステロールを正常に。(太りすぎ、糖尿病には注意して)
2:脂肪の摂取は、植物性を中心に。
3:食塩は調理の工夫で、無理なく減塩。(1日6g未満を目標に)
4:食品は、栄養バランスを考えて。(1日30食品を目標に)
5:食事の量は、運動量とのバランスで。甘いものには要注意。
6:つとめて歩き、適度な運動。
7:ストレスは、工夫をこらして上手に発散。
8:お酒の量は、自分のペースでほどほどに。
9:タバコは吸わない。頑固に禁煙。
10:定期検診わすれずに。(毎年一度は健康診断)
◆ 心臓病予防に役立つ旬の食材
心臓病の危険因子は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙などがあります。
これらに効果があるといわれる栄養素はカリウム、食物繊維、ビタミンC・E、β-カロテンなどの抗酸化物質などがあります。
これらの栄養素を摂るためにおすすめしたいのは、夏野菜の「オクラ」と「トウモロコシ」です。
・オクラ
豊富に含まれる水溶性食物繊維(ペクチン)は、血糖値やコレステロール値の上昇を抑え、高血圧、高脂血症、糖尿病の予防・改善に有効です。
また、腸内環境を整え、便秘解消にも役立ちます。
・トウモロコシ
食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を緩やかにし、コレステロール値を下げる効果が期待できます。
また、カリウムが塩分の排出を促し、高血圧予防に役立ちます。 ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝を助け、肥満予防に繋がります。
◆ 心臓病予防におすすめのレシピ
最後に、心臓病予防に効果的な旬の食材を使ったおすすめレシピをご紹介します!