院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。

歯並びを悪くするクセ?
お子さんの歯並びを気になさっている親御さん、とても多いと思います。
では、歯並びが悪くなる原因は何かご存知ですか?
実は、歯並びが悪くなる2大原因は、『遺伝』と『悪いクセ』と言われています。
遺伝的な要素については回避することは難しいですが、悪いクセは習慣なので、気をつけることができますよね。
例えば次のようなクセが、永久歯の歯並びに大きな影響を及ぼしています。
・ 頬杖をつく
下あごに力をかけてしまうことによって、下あごの成長を抑制してしまいます。
・ 指しゃぶり
前歯に指をあて続けることで力が加わるため、出っ歯の原因になってしまいます。
逆に、下の前歯は口の中のほうへ倒れこむので、前歯の噛み合わせに問題を引き起こします。
・ 舌で歯を押す
前歯を前方に押し出してしまうため、出っ歯になりやすいクセです。
他にも、
・口をぽか~んと開けている
・唇を噛む
・爪を噛む
・口で呼吸をする
など、歯並びに悪い影響を与えるので気をつけておきたい悪いクセがあります。
クセというのは、ある意味では『習慣』と言えます。
何気なくやってしまっているところがありますので、意識的に直していかないと、なかなかなくならないものです。
悪いクセは、早めに直すように努力しましょう!