院長社本の健康コラム
歯やお口に関するケア、トラブル解決法をご紹介します。
歯ブラシの手入れと替え時は?
歯ブラシの選び方のポイントとして、歯ブラシの柄は細く、毛先の部分は小さめのものをおすすめします。
そのほうが、お口の中全体に毛先が十分に届きやすいくなり、奥歯までしっかりみがけることはもちろん、歯と歯の間などの細かい部分もみがきやすくなるからです。
ブラシの部分は、乾燥しやすいナイロン素材がおすすめです。
そして、歯ブラシを使った後の保管方法です。
まずは流水で歯ブラシをよく洗い、よく水を切って乾燥させましょう。
そして、ブラシの部分を上にして、風通しの良い場所で保管します。
これが、使用後の正しいお手入れ方法です。
また、歯ブラシの替え時は、一般的に毛先が開いたときと言われています。
これは、歯ブラシがどれだけプラーク(歯垢)を除去することができるのか、その性能と関係があります。
毛先が開いていない状態を100%とすると、毛先の開いた状態での相対的なプラーク除去率は62.9%まで低下すると言われています。
なので、毛先が開いてきたら必ず交換しましょう。
また、毛先が開いていなくても、長期間の使用によって毛先の弾力がなくなることで、プラークの除去率が悪くなります。
毛先の弾力が失われてくると、みがいたときに歯ぐきを傷つけてしまう可能性もあります。
そのため、毛先が開いていなかったとしても、1ヶ月を目安に交換すると良いでしょう。
大切な歯を守るために、歯だけでなく歯ブラシのチェックも忘れずに行ってくださいね!